グレーズ [油絵という観点からの Painter]
Date:
Update:
Corel Painter でグレーズするにはどうすれば良いでしょう。
デジタルでグレーズをする手法としてはオーバーレイのレイヤを使用する方法が一般的ですが、Painter 2016 には、ブラシ「油彩」カテゴリに 細目グレーズブラシ が用意されています。
グレーズはやったことが無いので上手くは出来ていませんが、とりあえずどんなものかご覧ください。
まずは「油彩」カテゴリの 油彩ブリスル と 細密油彩ブラシ でモノクロの絵を描きます。
本当は白黒ではなく、人物画なら茶系統のモノトーンで描いたほうが後々楽です。
また、人物や背景でレイヤ分けはせず一枚の絵として描いています。
「油彩」カテゴリの 細目グレーズブラシ を使って、まずはこの絵と同じレイヤ上に色を置いてみました。レイヤ分けはしても問題ないかもしれません。
グレーズブラシの特徴は下の絵を壊すことなく色を塗れるところにあります。
しかし選択した色がそのままのるわけではないのでなかなか難しく、また薄い色はのせ難いため、ある程度塗った後はその色を他のブラシで伸ばしていく方法をとりました。
油彩ブリスルで馴染ませながら塗り伸ばしたので、グレーズブラシだけの塗りとは違って元の絵にも影響が出てしまいました。
個人的な印象としてグレーズブラシはなかなか扱いづらいので、Painter 特有のグレーズブラシが使いこなせるまで時間をかけるよりは、どのソフトでも使えるオーバーレイでのグレーズをマスターする方に時間を費やした方が良いのかなと言ったところです。
補足としてオーバーレイによるグレーズのやり方は、元の絵の上に新規レイヤを作成し合成方法を「オーバーレイ」にするだけです。オーバーレイに設定したレイヤに色を載せると、下の絵の陰影に従って色が付きます。
自分の場合はそのそもグレーズ手法を使わないので、オーバーレイも苦手です。また顔変わっちゃってるよ。
Category
Comments (0 件)