MTGO Tradersから1時間毎の価格データを取得して一月ほどが経ちました。
時間データはかなりサーバ容量を喰うという問題があり、別途日足データは保持しているので、古い時間データを削除することにしました。
そこで、ただ消すのも勿体ないので、曜日や時間帯で取引量が変わるものなのか検証してみることにしました。
どうするかというと、まず「価格が変化した」=「取引が行われた」と仮定することからスタートします。
すべての銘柄(スタンダードレア・神話レア)について、価格が変化した時間帯をカウントしていきます。
ある時間の価格と次の1時間の価格を照らし合わせて値が変化していれば、その時間帯にプラス1するということです。
カウント数が多ければ、それだけ価格変化した銘柄が多いということですから、取引量も多いと推測できます。
00:00:00 までの5週間分。 これを各曜日の1時間毎に集計した表が下です。
まず時間帯から。
グラフ中の黄線は平均を示しており、ここでは400となっています。
日本での夕方から夜にかけての時間帯がくぼんでいるため、この時間帯は取引量が少ない可能性が高いと言えます。
ユーザ数の一番多いであろう米国では深夜から明け方の時間帯なので、理解できる結果となりました。
次に曜日毎の集計ですが、グラフを見やすくするため、こちらはすべてのデータの値から1,000を引いている点にご注意ください。
月、火、水曜日の取引が、その他の曜日よりも活発であることが読み取れます。
公式メンテナンスが影響する木曜日はやはり値が低いですが、日曜日になるまでその傾向が続きます。
また、日曜から月曜にかけては米国も休日なので値が高いことは理解できますが、それが水曜日まで続く点は興味深いです。
以上のことから、MO上でのカード取引量には(日本時間を基準にすると)、
全時間を通して取引量はそれほど変化しないが、夕方は少し落ち着く。
週末から活発になり、メンテナンス後落ち着く。
という習性がある! ・・・可能性があると言えるでしょう。
最後に、今回は5週間という短い期間のデータのため信頼性は高くありません。
こんなデータもあるんだな、という程度の認識でご理解いただければ幸いです。
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